「所属先」・「肩書」・「身分」は本当の自分ではない!?
あなたは、現在の「所属先」・「肩書」・「身分」等の社会的ラベルが無くなっても、今後の人生を生きていくことができますか?
いきなり不躾な質問をしましたが、どうでしょうか??
管理職以上の会社員の時は、取引先や部下などからもてはやされたり、相談をされて頼りにされたりしたが、定年退職後に潮が引くように皆いなくなり、連絡も取れなくなった・・。
それで、皆が慕ってくれていたのは、「私」ではなく「肩書や身分」であったことに気づいた・・・。
というエピソードがドラマなどでよくありますが、そのことです。
プロフィールにもある通り、私は小さいころから医者になることを目指していました。
小・中学校時代には塾に通い、中学時代には、部活と並行しながら「平均睡眠時間3時間程度」で勉強を行っていました。
そして、高校は県内でもトップクラス(当時では公立校でありながら、毎年東大合格者数30-40名程度)の進学校に合格することができました。
目標としていた高校だったので、合格した当時は、とてもうれしく、自分を誇らしくさえ感じていました。
しかし、
ここからが、落とし穴の始まりでした・・・。
察しが良い方はもうお気づきでしょう!!
「毎年東大合格者数30-40名程度の進学校の学生」=「私そのもの」という意識が強くなりすぎてしまい、もう何もしなくても「すごい人」、「勉強のできる人」、「医学部へ合格できる人」のような錯覚に陥ってしまいました・・・。
その為、当たり前ですが、受かったことで満足してしまっているので、勉強は十分にしないので、高校での成績は悪く、悪かったとしても、「私はこの高校の生徒なんだから、いざとなればやればできるし、医学部だって合格できるでしょ!!」と何の根拠もない(その高校の学生であるということだけ)自信だけがありました・・・。
そして、
案の定、プロフィールの通り、医学部不合格、浪人時も同様のマインドを引きずっていたので、結果は不合格・・・。
今回は、私の実体験を例にお話ししましたが、同様の罠に陥って、もったいない時間を過ごしてしまっている経験があるのではないでしょうか?
もし、現在進行形でその罠に陥っている人がいれば、私の経験を戒めとして、今の自分を見つめ直す良い機会として頂ければ幸いです!!
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